まゆとうりんこ


来年の話をすると、鬼が笑う?
来年の干支は、イノシシですね。




降矢ななさんの絵が好きです。
初めて降矢さんの絵を見たのも、
福音館のこどものともだったなぁ。
「ちょろりん…」だったか「めっきら…」だったか忘れたけれど、
色の感じが好きで、いちどに好きになりました。


――やまんばのむすめ まゆのおはなし―― のシリーズ続編「こどものとも」がでました。


ある日、まゆは林の中でうりんこのぼうやに出会います。
このぼうや、どうやら迷子になってしまった様子。
泣いているうりんこのために、まゆはお母さんになってあげることにします。


お母さんって、
お腹がすいたり、眠くなったり、痛かったりとらくじゃない。
でも、うりんこが本物のお母さんに会えるまでがんばるまゆですが…
いつのまにか泥んこ遊びにすっかり夢中に。


うりんこのために一生懸命な、まゆがかわいい。
泥んこになったまゆを優しく迎えるやまんばかあさんと
その日の出来事をかあさんにあれこれ話すまゆの姿に
こちらまで微笑んでしまいます。



「まゆ と うりんこ」


富安陽子/文
降矢なな/絵
福音館書店 こどものとも 2007年2月号 390円(本体)




子どもを寝かせつけてるはずが…やっぱりお母さんが寝ちゃうんですね。
本当に気持ちよさそうな寝顔ですね。

お母さんって女の子の憧れ。
そういうお母さんにならなくっちゃだね。





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12月22日(金曜日)