もりのてがみ


この絵本の主人公は「ひろこさん」
私の名前も、ひろこです。
う〜ん、絵の技術、負けた!



寒くて外で遊べない日に
ともだちに手紙を書く、ひろこさん。
りす。
とかげ。
ことりたち。
みみのくろいのうさぎ。


手紙を書いたら森のもみの木に下げに行きます。
もみの木の手紙は一つずつ増えて
いっぱい!
でも、一つも濡れたり破れたりしていません。
もみの木が手紙を守ってくれているのかしら。


ひろこさんは最後にもみの木にも手紙を書きました。
寒い、寒い冬。
すっぽりと雪をかぶったもみの木は
ひろこさんの手紙のおかげで
まるで、クリスマスツリー!


すみれの花が咲く頃、
森の仲間と会えるのを楽しみに
ひろこさんは春をまっています。



「もりのてがみ」


片山令子/作
片山健/絵
福音館書店   800円(本体)
3歳〜




この絵本が「こどものとも」で発行された
1990年は私も子育て真っ最中!
我が家の前には、道一本隔てただけで、
立派な里山があります。


こういう、ちまちました遊び、
子どもって大好きなんですよね。
長女は手紙を書いては前の山の木に吊るしに行きました。
彼女の中でちょっとしたブームでしたね。


残念ながら静岡に雪は降りませんが・・・。
懐かしい思い出です。