ファーディとおちば


今日の静岡は「木枯らし一番」!?
冬かきたかなぁ・・・。



子ぎつねのファーディが住んでいる森にも秋がやって来ました。
ファーディのともだちは、
1本の大きな木。
秋になり大きな木は、緑の葉っぱが紅葉しました。


秋になると、今まで緑だった葉っぱが茶色に!
大変だ、大切なともだちが病気かもしれない。
ファーディはお母さんに相談します。
お母さんぎつねは、大丈夫よ。と言いますが、
毎日、少しづつ減っていく葉っぱを見ていると
心配でたまりません。


ファーディは朝起きると、大きな木のところに行き、
散ってしまった葉っぱを集めたり、
枝に残った葉っぱを必死に守ろうとします。
でも、ついに最後の1枚の葉っぱも・・・。


季節が移り変わるということが
子ぎつねの目と通して描かれていて
やさしい気持ちになれます。
子どもが小さい時に
「あれ、なあに?」とか「これ、なあに?」
と聞いてきた頃が懐かしく思い出されました。


子どもの疑問って、素朴でかわいい!



「ファーディのおちば」

ジュリア・ローリンソン/作
ティファニー・ビーク/絵
木坂涼/訳


Rironsya   1400円(本体)  2006年10月
4歳〜 




ひとつの季節が終わると、また新しい季節がやってくる。