じてんしゃにのるアヒルくん


ヒルが自転車に乗るなんて、
なんてかっこいい!
それとも
とんでもない?



農場のはずれで自転車を発見したアヒルくん。
好奇心旺盛なアヒルくん。
さっそく、試してみました。
最初はゆっくり。
ちょっとよろよろ。


だんだん調子がよくなって
メウシの横を通りすぎ
ヒツジの横を通りすぎ
イヌの、ネコの、ウマの、メンドリの・・・・
と農場の中を走り回ります。
みんな横目でアヒルを見ています。


ヒルくんはついに両手放しで乗れるまでに上達。
その時、
子どもの集団が自転車に乗って走り去ります。
みーんな学校の裏に自転車を止めて
校舎のなかに。
さぁ、そのあと何が起きたのでしょう?


「じてんしゃにのるアヒルくん」


デェイビット・シャノン/作
小川仁央/訳

評論社    1300円
5歳ぐらい〜


ヒルくん、なにしたの?
そんなすました顔しても、私にはバレバレよん。