ごくらくらくご


子どもは面白いことが大好き。
落語を大人だけのものにしておくなんて、
子どもに申し訳ありません。


寄席がなくなりましたねぇ。
生の落語を聞いたことがありますか?


最近「お笑いブーム」とかで色々なコンビがテレビを賑わせていますね。
でも、子どもたちに、日本の伝統芸能でもある落語にもっとふれてほしいなぁ。
なんて思うのは私だけでしょうか?


この本を書いた桂文我さんは「子どもたちに落語を」
との熱い思いから、各地で『親子寄席』を開催しています。
現代の子どもたちにも解りやすく、親しみやすいようにと
古典落語をオリジナルな形にして演じています。
一度、生で聞いてほしいなぁ。


我が家のAちゃん(現在社会人1年生)は
小学校3年生の時に落語にはまりました。
真夏の暑い中、綿入れ半纏(羽織のつもり)を着込み、
座布団に座り、右手に扇子、左手にてぬぐい。
汗をかきかき家族に落語を披露してくれました。
お得意の演目は「さらやしき」「犬の目」「つる」でした。
見ている側は、演目の可笑しさよりも
Aちゃんの様子が可笑しいやら、かわいいやらで
もう、笑いっぱなしでしたよ。
あぁ、懐かしい・・・。


てなわけで、けっこうはまります。
この本は、まさに入門編です。
題材も現代の子どもの身近なところから取り上げているので、
初めてでも、OK!
添付のCDだって、文我さんが直々に演じています。
さぁ、落語界に入門してみよう。




「ごくらくらくご」

桂文我/文
飯野和好/絵


小学館 1500円(CD付き)

桂文我さんです。

「親子寄席」のライブCD1〜5もオススメ!
寄席の臨場感が出ています。