どうしてかわかる?

昔話で頭の体操やってみよう。
できるかな?

14話の短い昔話の中に隠れた、謎かけ。
よ〜っく読んで、謎を解いてみよう。


「はじめに」より

昔話は人から人へと、
長いあいだ語りつがれてきたものだ。
物語のなかになぞかけがあれば、
どうしてだろうと頭をひねり、答をだそうとしてきた。
この本のなかでも、
いろいろな人がなぞをといたり、
むずかしい問題に答えたりする。
さて、どうやって答えたのかな?
そのからくりをあてるのはこの本を読むきみたちだ。
さあ、いろいろななぞがつぎつぎに出てくるぞ。
お話をよく聞いて(自分で読むなら、しっかり読んで)
できごとを思いうかべてごらん。
そうすればきっとわかるよ。


仕事にばかり追われて、頭が堅くなっていませんか?
子どもと一緒にやってみてね。
もしや・・・、子どもに負けちゃったりしてね。
さあ、やるぞ、やるぞ!


世界のなぞかけ昔話①
「どうしてか わかる?」

ジョージ・シャノン/文
ピーター・シス/絵
福本友美子/訳

昌文社  1500円

10歳以上のみんな