きたの動物園


先週の土曜日に
旭山動物園」のドラマをやっていましたねぇ
観ましたか?

日本の最北の動物園の
旭山動物園」の開園準備からほぼ30年関わった
飼育係であり、獣医であり、園長でもあった
現場の人が綴った、旭山動物園の30年。
今や、日本で1番有名な動物園になった
旭山動物園は、来年で40周年を迎える。


この本には、著者の動物に対する愛情と動物園への熱い思いが溢れています。
旭山動物園の開園に向けて関わった、
動物園づくりの大ベテラン
中俣充志氏の言葉
「動物たちのことはすぐやりなさい」
「動物たちと同じ目の高さで向き合いなさい」
を実践し作り上げられた旭山動物園


楽しい仲間たちの記録
動物園の四季
いろいろな事件
エピソードあれこれ
動物園で開催される教育活動
動物園の役割についての思い
資料


260ページ以上の読み物に
旭山動物園飼育係(1972〜96年)で画家、絵本作家の
あべ弘士さんの挿絵がふんだんにちりばめられて
素晴らしく楽しい読み物に仕上がっています。


最北ならではの、雪にまつわるエピソードあれこれ。
感動的な命の誕生。
切なく無念な別れ。


動物たちと関わった人たちの30年。
益々、旭山動物園に行ってみたくなりますよ!


昨日に引き続き、北海道で行きたいところが二カ所になりました。


「きたの動物園」
旭山のすてきな仲間たち


菅野浩/著
あべ弘士/絵


旭川振興公社 刊 1143円 1997年初版発行


1981年5月発行
旭山動物園ニュース
季刊「ユモク・カムイ」1号
表紙はもちろん、あべ弘士さんです。
今の絵とはまた違う味わいがありますねぇ。
「ユモク・カムイ」はアイヌ語で「エゾタヌキ」のこと。