恋するひと

春ですね。春ですね。
色とりどりの花が咲き、
出会いの季節。


「恋」ってなに?
「恋」は「愛」になり、
「結婚」になるのかしら。


女の子をからかうのが好きな男の子って、
結局は女の子に興味津々なんですよね。


エルネストは女の子をからかうのが大好きな男の子
とくに、サロメのことを。
サロメはお母さんに報告します。
お母さんは、
「もしかしたら、サロメに恋をしているのじゃないかしら」
と言います。
「恋」ってなあに?
「恋」ってどんな気持ち?
サロメは友達に聞いてみます。
アベルは「落ちるもの」と言います。
エチエンヌは「ものがたりのなかで生まれるもの」とうっとり言います。
色々な友達が、色々な事を言います。
稲妻が走ったり、真赤になったり、・・・。
いろんな会話が繰り広げられます。

「恋」の正体はいったい何?


「恋するひと」

レベッカ・トゥルメール/作
うちだややこ/訳

恋する人・恋したい人〜


サロメはエルネストの大切な人?