進化しすぎた脳
人間の脳とコンピュータの大きな違い、
わかりますか?
心はどこにあると思いますか?
中高生8人に4回に渡って行われた、
大脳生理学の講義をまとめた本です。
まぁ、中高生といっても理系の勉強をしている中高生ですけれど。
講義の形そのままが本になっています。
私のような、理系でない人間にもよ〜っくわかります。
「脳」の不思議にふむふむ・・・の連続です。
「脳」のことってまだ殆どわかっていないといっていいほど、
奥がふか〜いものらしいですぞ。
よく「20歳過ぎたらもう脳細胞は破壊の一途だから・・・」
なんて、色々な事を脳のせいにしている人見かけますが、
なんの、なんの破壊された脳細胞を除いても、
使い切れない程、脳細胞はあるらしいです。
さらに、最近新しい脳細胞も作られているらしいことがわかったそうです。
図解も豊富で、
本に紹介されているURLに繋げば動画まで見ることができます。
どれもこれも興味深かったのですが、
「ホムンクルス」というのが面白かった。
「ホムンクルス」ってなに?
と思ったら、この本読んでみてね。
こんな、授業を高校生の時に受けていたら、
私ももっと、向学心に燃えたかも。
なんちゃってね。
今からでも遅くない!
と脳が言っています。
「進化しすぎた脳」
池谷裕二/著
朝日出版社 1500円
中高生〜