私の家では何も起こらない
冬の怪談。
恐怖がひたひたとやって、
すっかり包み込まれてしまう。
本屋で平積みになっていて、
装丁の美しさに惹かれて購入。
なんだか怖そうな本だけどまさかねぇ…
あぁ、やっぱり幽霊の話だった。
10話の幽霊短編集。
こういう話は苦手なんだけど、「怖いものみたさ」?
怖いんだけど、読むのをやめられない。
あ〜ん!やっぱり怖いよぉ。
でも、美しかったりもする。
幽霊って会っている時には気づかないけど、
後から思い出すと「あれっ?」となって、
「ゾゾッ」となるものだと思う。
幽霊って怨念とかじゃなくて、
家自体が持っている記憶なのかも。
だから幽霊屋敷はみんな古いんだよね?
『私の家では何も起こらない』
恩田陸/著
メディアファクトリー 1300円(本体)
2010/0108発行
欲しい人がいたら、
一冊あげちゃうよ〜(^_-)-☆
なんちゃって〜