紙人形のぼうけん
いちおう私も人形を作りますが、
この紙人形のように勇敢ではないような気がします。
あっ、手前のかわいい赤ちゃんは、あきお君です。(自作ではありません)
まずは紙をいくつかに折って、
輪になっているところは残して人型に切ると、
折った数分の手をつないだお人形が切り抜けます。
人型じゃなくて、
色々な形を様々な色の紙で切れば、
楽しい飾りができあがります。
普通はシルエットで楽しむ飾りに、
目、鼻、口、髪の毛、洋服を描いたら、
さあ、5人の紙人形物語の始まり始まり〜♪
物語は夏の午後におばあちゃんが、
孫のサリーにおねだりされて、
人型を切り抜いたところからはじまります。
この5人姉妹は長女のアルファをはじめ、みんな冒険好き。
5人はそれぞれ別の人の手によって生み出され(描かれ)て
そよ風に助けられながら自分たちの夢を目指して旅に出ます。
このお話には、夢や希望、
ドキドキやワクワクがいっぱい詰まっています。
そう、人生そのものが詰まっている感じ。
『紙人形のぼうけん』
マーガレット・マーヒー/作
清水真砂子/訳
岩波書店 1600円(本体)
紙は物語を知っているんだって。
それは、とおいとおい木の記憶を持っているから。
本が紙で出来ているってそういうことだったの?
う〜ん。
我ながらロマンチックだわ。
うっとり。