はなおとこ


なんだかすごいインパクト。
あらっ♪
よ〜っく見たらほむほむ訳だわ。



おおかみおとこ、ゆきおとこ、とかなら聞いたことある。
でも、はな(鼻)おとこって初めて聞くなぁ。
なんなんでしょうか・・・


主人公の「はなおとこ」は、
自分の居場所を探す旅に出ます。
しかし、どこに行ってもなんだかしっくりこない。


来る日も来る日も旅を続ける、はなおとこ。
最後に空しくなった、はなおとこは
病院に行って医者に相談します。


すると医者は「とっくにぴったりきていますよ」
と言うではありませんか!
それもそのはず、なんたって鼻男なんですからね。


さあ、これでわかりますか?
ちょっと哲学的で、隠し絵な楽しみもあり。
ほむほむにぴったりの絵本かも。。。



「はなおとこ」


ヴィヴィアン・シュワルツ/作
ほむらひろし/訳
ジョエル・スチュアート/絵
偕成社    1300円(本体)