少年民藝館


私の愛読ブログ「るり子の日記」で発見!
で、ちょっと検索してみました。
これは、即買いだね!っとめでたく入手♪



民衆の間で作られ、民衆の間で働く道具だから、
『民衆的工藝品』→『民藝品』→『ミンゲイ』
民藝品の作り手は世間に名も知られない工人。


まず、まえがきの中で著者が道具類の事を
『毎日いっしょにいるもの言わぬ友だち』
としているところに民藝品への深い友情?が溢れています。


良い道具類(友だち)というのは、
『健康で無駄がなく威張らない美しさを備えてよく働く』。
あぁ、私も民藝品のように生きたいっ!


ここに紹介されているもの言わぬ良い友だちたちには、
シンプルな写真と簡潔だけど愛に溢れる文が添えられています。
繰り返し、繰り返し、何回も眺めてしまいます。


『民藝品』=『お土産屋』みたいな感じありませんでしたか?
『民藝品』=『飾りもの』みたいな感じありませんでしたか?
正直、私はそういう認識がちょっとありました。


正しい民藝品に会いに、民藝館に出掛けてみようっと。
私のところから一番近いのは、豊橋市民藝館かなぁ。
ウォルドルフ人形も民藝品の仲間に入れてもらいたいな。



『少年民藝館』


外村吉之介/著
柚木沙弥郎/装丁
用美社 2913円(本体)



今回、この本を譲ってくださったのは、
熊本国際民藝館館長の外村民彦さんです。
本を眺めるだけで民藝館に行ったような充足感に満たされました。
ありがとうございます。


なんて本だけで満足していたら駄目かしら?(笑)
近いうちに、ぜひともどこかの民藝館に出掛けなくっちゃね。
でも、熊本は遠すぎて無理だよなぁ…。