えんぴつくん
ある日むっくり起き上がったえんぴつくん。
まずは一本の線を書いて、
それからそれから・・・
いったい何を書いたのでしょう?
えんぴつくんが一番はじめに描いたのは、
男の子、名前はバンジョー。
次は、犬のブルース、猫のミルドレッド。
それから、家や道路や夕日や・・・
どんどん、いっぱい描きました。
そして、バンジョーたちのご希望通り
リンゴやホネ、猫用カンヅメも描きました。
でも、えんぴつくんの描く世界はもちろん「モノクロ」。
「こんなの食べられな〜い」とクレーム・・・
さて、えんぴつくんが次に描いたものはなんでしょう?
一本のえんぴつから始まるスピード感あふれる物語。
後半、えんぴつくんに迫る危機!!!
えんぴつくんの運命やいかに!?
「えんぴつくん」
アラン・アルバーグ/作
ブルース・イングマン/絵
福本友美子/訳
小学館 1500円(本体)