―川といっしょにたびをした
五つのまつぼっくりのおはなし―
壮大で、美しいおはなしです。
山の上の川の始まりから、
海へ続く流れを旅したまつぼっくり。
最初は五つのまつぼっくり。
それが、お気に入りの場所を見つけて
一つづつ旅を終えていく。
海までたどり着いたまつぼっくりは、たった一つ。
自然や人の営み、四季の移り変わりや、動物たちが、
美しい絵で描かれている。
かがくの本のようで、おはなしの本でもある。
海までたどり着いた、
たった一つのまつぼっくりの最後は?
「まつぼっくりのぼうけん」
ブリギッテ・シジャンスキー/文
バーナデット・ワッツ/絵
松岡享子/訳
瑞雲社 1500円(本体)