物語の役割


小説家が語る、
物語の役割と必要性とは?
小説家になる条件とは?



人は誰でも物語を持っているし、
物語は人生に不可欠なもの。
物語の魅力を確認し、
物語の役割に目覚める。


そして、本(小説)を読む事の素晴らしさを実感する。


物語を文字にする事を稼業とする小川洋子が、
役割を語り、生まれる現場を語り、
自分と物語との出会いや、思い出深いエピソードなどを語る。


物語を書く事は、死者と会話をするようなもの。
と、言う小川洋子さん。
さらに、ストーリーは作家が考えるものではない。
とまで言い切る、小川洋子さん。


一つ、一つの物語に対しての小川洋子さんの姿勢が見える。
ますます小川洋子にはまってしまいました。



「物語の役割」


小川洋子/著
ちくまプリマー新書 680円(本体)