「てぶくろ」くらべ


左から・・・
43歳、4歳、2歳4ヶ月、2歳3ヶ月。
どれも、みんな「てぶくろ」


左から・・・



「てぶくろ」
エウゲーニー・ラチョフ/絵
うちだりさこ/訳
福音館書店   800円(本体価格:3月から値上がりして1000円になります)
1965年発行・2007年12月20日138刷



「てぶくろ」
エウゲーニイ・ラチョーフ/絵
田中潔/訳
ネット武蔵野   1300円(本体)
2003年発行・2004年11月25日2刷



「てぶくろ」
たちもとみちこ/文・絵
ブロンズ新社   1500円(本体)
2005年10月25日発行



「てぶくろ」
アルビン・トレッセルト/再話
ヤロスラーバ/絵
三木卓/訳
のら書店   1200円(本体)
2005年11月発行


寒いですね〜。寒い寒い・・・
こんなに寒かったら、森の動物たちでなくても
てぶくろの中に入りたくなっちゃいます。


この4冊読み比べてみるとなかなかオモシロイ。
一番左、旧ソ連時代(1951年)に描かれた43歳「てぶくろ」
そのとなり、同じ画家によって、その後1978年に描き直された「てぶくろ」
ミトンのてぶくろがそっくり(当たり前かな)
同じ作者でも時代や年齢によって絵も変わります。


さらにそのとなり。
日本人の再話と絵による「てぶくろ」
これは、てぶくろが5本指ですね〜。
文章も左の2冊とはだいぶ違いますよ。


そして、一番若手の右の端の「てぶくろ」
てぶくろの持ち主が、おじいさんではなくて、
小さな男の子です。(右側2冊は男の子)
こちらは、新編「てぶくろ」という感じかな。
絵の感じは、けっこう好きかも。


どうぞ、皆さんも図書館かどこかで読み比べて、
それぞれの違いを楽しんでみてください。


ちなみに、左端の「てぶくろ」16ページなんですが、
他の3冊は32ページです。(倍だね)
そのあたりの違いもおもしろい。


あなたはどれが好きですか?