さいでっか見聞録


児童書に関わるすべての人は、
心優しき善良な人なのでしょうか?
それとも、胡散臭い?



童話作家である冨安陽子さんの爆笑エッセイ。
がはは、と笑える。


雑誌「クーヨン」に二年間にわたって連載されたものをまとめ、
書き下ろしも6篇入れた童話作家のエッセイ。


冨安陽子といえば、「スズナ姫」のシリーズや「ほこらの神様」
「シニダ!」シリーズなどの作品で知られています。
執筆、講演、家事、育児のことなど、
作品を読むのとはまったく違うオモシロさ満載!


各章のタイトルだけちょっと紹介しますね。
童話作家の憂鬱
・もの忘れの頃
・満月の夜の秘密
・絹の雨降る頃
・愛犬談義
・校庭の時計台
・国語教育を憤る
などなど・・・・。。。。


子どもの頃のこと、日々のこと、子育てのこと、仕事のことなど、
「ボケ」と「ツッコミ」を繰り広げながら書いた
オモシロさは、やっぱり関西人のノリでんな。(関西弁のつもり)



「さいでっか 見聞録」


冨安陽子/著
偕成社   1200円 2007年5月発行