お話を運んだ馬


――― 前 略 ―――


おとなになっていくことの不思議について、
また生きることと愛することの謎に立ち会う不思議について、
思いをめぐらせる読者、
幼老を問わぬすべての人にささげるものです。


――― I・B・S ―――


上の画像は岩波少年文庫創刊40年記念特装版(1990年9月14日発行)



現在は↓↓↓


ブログを書こうと思って読み返したら、
やっぱり、しみじみ、すごくいい本だった。
なんていうのかなぁ。
大きな安心感に包まれるような感じかなぁ。


自分の場所から旅に出て、
いろいろ冒険して、
結局元の場所に戻ってくる。
「おはなし」の原点っていう感じかなぁ。


これからも、時々読み返したいな。
いいもの読んじゃった!


「お話の名手ナフタリと愛馬スウスの物語」
「ダルフンカ―金持ちが永遠に生きる町―」
「ランツフ」
ワルシャワハヌカ前夜」
「ヘルムのとんちきとまぬけな鯉」
「レメルとツィパ」
「自分はネコだと思っていた犬と
 自分は犬だと思っていてネコのお話」
「おとなになっていくこと」



「お話を運んだ馬」


I.B.シンガー/作
工藤幸雄/訳
岩波書店 岩波少年文庫 640円(本体)