シマフクロウとサケ

アイヌの神話。
この絵本の作者、宇梶静江さんに会ってしまいました。



北海道に名づけ親がいるって、知っていますか?
松浦武四郎記念館」
というところに行きました。


昨日、帰りが遅くなってしまい、
松阪市の山奥に住んでいる友人の所に一泊しました。
本当に、山奥!
電気もない、ガスもない、水道は川の伏流水。
トイレは外、お風呂は五右衛門風呂。
煮炊きはほとんどが薪。
携帯の電波はもちろん、圏外に決まっています。
静か〜〜〜〜〜な
なんだか、
懐かし〜〜〜〜〜い
尊い夜でした。


すっかり心が洗われたような
清々しい気持ちで朝を迎えた今日。
山の恵や自然に感謝しつつ
山を下りて、友人のますみさんに連れてきてもらったのが、
アイヌ伝統のモウル(着物の下に着る衣装)制作体験」
というものでした。


前置きが長くなりましたが、
そこで、宇梶さんにお会いしたわけです。


日頃忘れがちな
神や自然への恐れや、敬い、感謝の気持ち。
この絵本も含めて、
そういうものたちに出会った週末でした。
ありがとう、ますみさん。
ありがとう、宇梶さんとその娘さん。
感謝っ!!!


あたしって、すごく俗世間にまみれている・・・・
かなり、カルチャーショック。
1年に1回ぐらいは、こんな日は必要だね。


この本は福音館書店が毎月発行している
「あのね」に紹介されています。



シマフクロウとサケ」
アイヌのカムイユカラ(神話)より

宇梶静江/古布絵制作・再話
4歳ぐらい?〜



モウルの裁ち方を教えてくださる宇梶さん

アイヌが踊りの時に手にはめる手甲。
私の美しい?手にぴったりだわ!
あらっ、もう感謝を忘れかけてる?


この講習会、来年もあるらしい。
今度は飛び込みじゃなく、しっかり参加したいな。
飛び込みの私にも親切にして下さった
会館の館長さん、職員の皆さんありがとうございます。