ベーコンわすれちゃだめよ!
これだけは忘れないようにと思っていたのに…
うみたてたまごが6こと
おちゃにいただくケーキと
なしをひとやまと
それからベーコンわすれない。
最近年を重ねたせいか、どうも物忘れがひどい、わたし。
仕事中に店から本やおもちゃを取って来ようと席を立ち、
店に出るまでの間に誰かと話しただけで何を取りに行くのか忘れてしまうことしばしばあり。
電話で聞いたお客さんの名前は書き留めなければ、すぐ分からなくなる。
人の名前が思い出せない。
まったく困ったものです。
この絵本のおすすめコメントにはまったくなっていないですねぇ。
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お母さんに頼まれておつかいの出かけるぼく。
犬をつれて、買い物かごとお財布を持ってね。
買い物を忘れない様に指差し確認ならぬ“声だし確認”をしながら歩いて行くと
「太いだいこん足」や「欲しかったケープ」「階段を降りて」「干してある洗濯物」
などなど、興味を引くものがいっぱい!(私と違って忘れっぽいわけではないのよね。)
“声だし確認”が“伝言ゲーム”に変わっている・・・。
ぼくはベーコンを忘れずに買って帰る事ができるでしょうか?
文字になっていないストーリーも絵の中に探してね。
「ベーコンわすれちゃだめよ!」
パット・ハッチンス/作
わたなべしげお/訳
偕成社 1400円
4歳位〜共感したい忘れっぽい人