ダンスがすんだ
――猫の恋が終わるとき――
全編笑いと涙で綴られた恋と革命の回文絵物語。
「美しいこの娘、医師苦痛」
上から読んでも「トマト」
下から読んでも「トマト」
と、これが回文です。
あたしも知ってるぅ。
「シンブンシ!」
と言った人、レベル低すぎ小学生並です。
そんな人はこの本を読んで正しい大人の回文の在り方を学んでくださいませ。
全76個の回文で綴られたこの物語には、
医師の苦悩あり、離婚あり、出会いあり、さらには殺人、自衛隊、革命闘争、恋愛、そして愛するものの死。
そうなんです。ストーリーは涙、涙の感じなのにねぇ。
回文には笑わされっぱなしなのよ。
あぁ、こんな事で笑ったら不謹慎だわって思うんだけど笑っちゃう。
これがホントの笑いあり涙ありです。
「ダンスがすんだ」
猫の恋が終わるとき
フジモトマサル/著
新潮社 1200円
カイザンハカクアキテコリナイダツゼイイ
ゼツダイナリコテキアクカハンザイカ
さあ、この回文の意味わかりますか?
カタカナで書くとわからないんだよね。
答えは明日。
というより、買えばわかるよ〜